|
◆B・E・D/ Ver.1.0
B・E・D(ビー・イー・ディー)とは、女性ヴォーカリストとして、クロエ・メイヤー(フランス系のイギリス人)を起用した、GOTA(屋敷豪太)とシックス・センスこと、ジミー・ゴメスのプロジェクト。 屋敷豪太と言えば、ミュート・ビート、メロンのドラマーであり、ソウル2ソウルの“グラウンド・ビート”を作り出し、シンプリー・レッドのドラマー/プロデューサー。 高木完、藤原ヒロシらと共にメジャー・フォースレーベルのプロデューサーとして活躍してた人物。そんなGOTAがB・E・Dとしてリリースした。 甘美なメロディーと緻密かつ重層的なダウンビートがあいまって、ゆったりと心地よいサウンドに仕上がっている。もともとプライベートな気持ちで作ったアルバムということもあり、どちらかといえばリラクゼーション・ミュージック的色彩が強い本作。 クロエ・メイヤーのヴォーカルは、マドンナっぽい歌声だが! 特に3曲目のスペインっぽいアコースティック・ギターの音色がGOOD!!
◆VICTOR
DAVIES / HOXTON POPSTARS
クラブシーンが初めて生んだシンガー・ソング・ライター“ヴィクター・ディヴィス” 彼はロンドン在住のシンガー・ソング・ライターでギターを始めとしたあらゆる楽器を使いこなし、マービン・ゲイやテリー・キャリアー、マルコス・ヴァーリー、スティーリー・ダン等の数多くのアーティストから影響を受けた・・・! 01年発表のデビュー作「ヴィクター・ディヴィス」に次ぐセカンド・アルバム。 クラブ・サウンド的な意匠にこだわらない、生楽器主体の柔らかな音を聴くことができる。 今回の新作は、曲の大方の部分を自らの演奏での本作。アコースティック・ギターで弾き語られた曲もあれば、ブラジリアン・フレイバーな曲もあり、ブギー・テイストな曲もあり、まさに英国産のブラック・ミュージック、それも、ドラムン・ベース以前のUKソウルの香りが強く漂っている。(音楽じたい、特別に目新しい匂いがあるわけではないが)・・・!!
◆川上つよしと彼のムードメイカーズ/ moodmakers'
mood
スカパラのベーシスト、川上つよしの別プロジェクト(スカパラの面々はもちろん、リトル・テンポのHAKASE、ロッキング・タイムの山本貴志など日本のスカ・レゲエ界を代表するミュージシャンたちが総勢12人も名を連ねる「彼のムードメイカーズ」。)の、セカンド・アルバム。(7月にもファーストを紹介済み)・・バカラック、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、荒井由美(ユーミン)と実にバラエティに富んだ選曲となった本アルバム。相変わらず、ゆるくて気持ちのいいムード音楽! さらに今回は、古内東子、高橋幸宏、武田カオリ(Tica)という3人をフィーチャー。「キューピー3分クッキング」のフレーズを織り込みつつオルガンが弾きまくられる3曲目「Summer
Sumba」は、とてもチャーミング!!
◆Sembello /
Sembellogy
東京スカパラダイスオーケストラの沖裕市(キーボーディスト)とサックス奏者の田中邦和(スカパラに乱入したり、中村達也の“ロザリオス”に加わったりもする、アグレッシブな即興も得意なセッション・プレイヤー)による デュオバンド “Sembello”(センベロ)のデビューアルバム。F・P・Mのヒット曲 “City
Lights” の原形となっと曲 “Sembellogy” をはじめ心に染みる美音色楽曲。 アコーディオンが響くポップ・チューンからサックスが泣くタンゴ、モダンな4ビートなど メロディアスでまろやかな本作!!
◆KODAMA (ECHO)
FROM DUB STATION / A SILENT PRAYER
日本のダブオリジネーター、こだま和文。 エンジニアにリトル・テンポ、DRY
& HEAVYで手腕をうば奮う、内田直之を迎え、新生ダブ・ステーション始動! A SILENT PRAYEY
・・・「黙とう」 アルバムのタイトルだ。ジャケットは、2001年9月11日の東京の空だ。(その数時間後、ニューヨークのビルにジェット機が突っ込むなんてだれも想像してなかった。) タイトルどおり、とても静かな作品で音数が異様に少ない、近年のこだま和文の傾向ではあるのだが、本作ではいっそう徹底され、ほぼリズム隊とメロディーの骨組みだけで成り立っているような音である。 トランペットのメロディーが自然と前に出てくる。深い祈りのような、悲しみを堪えているかのような、あるいはやさしく包み込むような、とてもスピリチュアルなメロディー。 以前、CLUB「メトロ」でこだま和文のライブを体験したことがあるんですがリズム隊のベースがお腹にめっちゃ響きましたね、重低音凄すぎ!! 欲をいうなら、前々作、前作のように、UA や Yoshie
nakano(EGO WRAPPIN)みたいな、Vocal version が 一曲は入れてほしかったですね。(残念)!!
◆FANTASTIC PLASTIC
MACHINE / ZOO
多彩なメンバーを迎えて前作「TOO」(3月でも紹介済み)の、リミックス+新曲+リメイクで構成された作品。 わずか5ヶ月でリリースとなる「ZOO」・・参加メンツも、PE'Z
、 タヒチ80、 モンド・グロッソ、 スカパラ、 富田ラボ なぞ・・・ 新曲も、クイーンをモチーフにしたブレイク・ビーツで久々にF・P・Mらしいスタイリッシュ・サウンド!!
◆Kaoru Inoue
/ TEN REMIXES
CHARI CHARI こと、井上薫の新レーベルである SEEDS AND GROUND の第一弾、彼がリミキサーとして手掛けてきた音源のなかから未発表ヴァージョンや初CD化音源をみずから、コンパイルしたアルバム。 00100やCALM、宮沢和史、フェミ・クティ、Port
of notes、Buffalo Daughter らのリミックス・バージョンが収録されている。 見事なまでに、CHARI
CHARI カラー一色! 時空間を越えたその音世界はさすがの一言!!
◆畠山 美由紀 / WILD
AND GENTLE
宮城県気仙沼出身。 4歳から歌いはじめ、20歳すぎから作詞、作曲を行う。 小島大介(G)との男女ユニット、“Port
of Notes” “LITTLE CREATURES” の青柳率いる“Double Famous” のヴォーカルとしても活躍。 畠山美由紀の多彩な表情が引き出されている、約1年半ぶりのセカンド・アルバム。 弦楽器、管楽器、鍵盤楽器、打楽器のアコースティックな音も感情を織り込み、ジャズやブラジル音楽も吸収した音が微妙にスウィングする仕上がり。 クールな歌い方なのに熱い!!
◆D S K /
Man and Guitar
畠山美由紀との男女ユニット、“Port of Notes”のギタリスト、小島大介が初ソロ・アルバム。 〈クルーエル〉関連での客演〜プロデュースやファーストから続く、井上薫作品での演奏。 全体的には、アコースティック・アルバムで、ボサノヴァ、ブラジリアン、ロックなどがベース。ポート・オブ・ノーツでも時折控えめだが、温かみのある魅力的なヴォーカルを披露している。 卓越したテクニックを持つギタリストというだけでなくシンガー、あるいはソングライターとしての全体像を表している、ボサノヴァ、ジャズのイメージがある小島大介だが意外にもここではブレイク・ビーツを取り入れたり、ハードロック好きの出自を感じさせるアグレッシブなギタープレイを披露!
|